2019年6月15日土曜日

高校時代の笑い話

春日先生と平山夢明の本を読んでいて、
そういや春日先生も松沢病院に勤務してたんだよねーと思いつつ、
高校時代を思い出していました。

私が通っていた高校は、
大体小田急線 千歳船橋駅と京王線 八幡山駅の中間(?)位にありまして。
大体は小田急線で帰るわけですが、たまに八幡山駅から帰ったりしていたわけですよ。

八幡山駅前の東秀でラーメン食べて、
30年以上まえの駅には自動改札機なんぞなく、駅員もいないことも多く…
でまあ、ごにょごにょしながら明大前から下北沢で小田急線に乗って帰ると…。

で、そんな八幡山駅前に改装前の松沢病院があったわけです。
薄ら記憶に残ってるのは、周囲が林というかすでに森状態になっていて、
不気味な雰囲気を作り出していたような印象かな。

初めて見たときは、「ここが松沢病院かー」と感慨深いというかなんというか。
日航の逆噴射機長と呼ばれていた患者さんがいたりと、
松沢病院≒病状の思い患者さんが入院してるイメージで、
外観がそれをまたイメージを増幅している感じだったなぁと。
もしかしたら、その頃に春日先生もいたのかなぁ?とか思ってしまいました。

高校時代は、とにかく心理系というより精神分析に偏って本を読み撒くっていましたね。大学は心理系に行きたいと思ってたし。

高校の先生はそこら辺を見抜いていて、
私に 「幾ら心理学を学んでも、自分の心も他人の心も分からない」とか、
別な先生には「カウンセラーは、ある意味クライアントの鏡にならないといけないが、
梅田は一緒に悩んでしまって疲れちゃうから向かない」と言われました。
今考えたら、ごもっともな指摘なんですがね…。

多分、高校時代が一番自分が何者なのか悩んでいたような気がするなぁ。
自分は高1で完全にやおいに目覚めて、
そして少ししてからリアルなゲイ・レズビアンの方達のカムアウトが
メディアに出始めて、そしてゲイブーム。

「やおい」ではなく、「ゲイ」の世界に凄くしっくりくる自分を感じながら、
身体性が女性だからこそ自分は「ゲイ」になれず、
「オコゲ」になるしかないのか…と愕然としつつ。

自分は何なのか?を見つけるために、
フロイト派ユング派の人達の本を読んだりね。
いわゆる高二病だったんですねー。

あと、このころ不安障害がピークで、
夜寝れないで昼にねるという行動をしてました。
一応自分には理屈があって、夜寝てる時に心臓発作かなにかを起こしても、
周りに誰も助けてくれる人がいないから、夜は起きている。

反対に昼間は、私が寝ているときに何かあったら周りの人が気づいてくれるでしょう
という、良く考えたらアホな理論なんですが、本当に怖かったんだよなぁ…

あ、松沢病院の思い出から遠くに来てしまった…。
ま、そりゃ壊れるわなぁ…。